女性が恋愛に行き詰まったら
交際開始間もないカップルさんは、会うのが楽しくて仕方がない♪と言う方がほとんど。
でも、3ヶ月、半年、1年と過ぎるうち、
「ラインの返事が遅い!」
「デートの行き先が決まらずケンカになった」
「ルーズさや無責任な一面を見てしまった!」
「何となく、自分以外の女性の影がチラつく」 ・・・・など。
慣れや、お互いが見え始めて急に展開が変わることも多いのが恋愛ですが、なぜ急に楽しめなくなってしまうのでしょうか。
(出会った頃が懐かしい・・・) なんて大げさでしょうが、刻々と変化して行くお互いの距離感に落ち込む一方の女子も少なくないはず。
彼との交際に行き詰まりを感じてしまった、そんな貴女に読んで欲しい、心構えを今回はご提案します^^
行き詰まりの原因はなに?
ポイント
具体的に心配事のタネがある場合はまだ良いのですが、中には「取り越し苦労」など、全く根拠もない不安に自分から片足を突っ込んでしまうこともあります。交際が上手く行かない理由を考えるにあたっては、第三者的目線で落ち着いてその因子を探ることが大切です。
因子のパターンは大きく分けて2つ。 それによって考え方も変えねばなりません。
パターン① 「それは今現在、本当に起きている悩みですか?」
【例】
「実際に(勘ではなく)彼が浮気していると発覚した」
「話が噛み合わない、またはすぐにケンカになる」
「連絡の頻度が落ちて来た」
「会話が減った」
「愛情表現が雑になった」 などなど。
ヒント
今起きている悩みに関しては、特に客観視してみる必要があります。※ 「悩みは1日にしてならず!」
トラブルや行き詰まりには、そこに行きつくまでに必ず何らかの段階を踏んでいるはずです。
◎ 浮気にはいろいろな要因があります。見逃していたサインはありませんか?
◎ ケンカの原因は「自己主張のしすぎ」です。相手の話を聞かずに、自分ばかりが意見を押し付けたり、聞いてもらえないとスネたりしていませんか?
◎ 携帯の中に彼氏は住んでいません(汗) 連絡が少々遅いとすぐに怒ったり、何度もこちらからアクセスしていませんか?
◎ 会話が減ったのは愛情不足ではなく、「恋」から「愛」への移行とも言えることを忘れないで。
◎ 「好き」「愛している」と言う甘い言葉は、お互いの理解と共に減るのが当たり前と考えましょう。
パターン②「まだ起きていないけれど、不安に思うのですか?」
【例】
「彼が浮気していたらどうしよう?」
「もし嫌われてしまったらどうしよう?」
「この人と結婚できなかったらどうしよう?」 などなど。
ヒント
- ◎ 浮気や嫌われないか?については明らかに「取り越し苦労」です。浮気されるにも嫌われるにも、必ず何らかの「原因」があります。
- まだ起きていないことを苦にしすぎて、本当に深刻な事態を招いてしまうことだってありますので。
- それすなわち、「心配のあまり、大切なこと・本当にしなくてはならないことを見失ってトラブルを招いた」ということです。
- 嫌われるのが怖いならば、嫌われない工夫、浮気されたくないならば、されなくても済む努力を考えることです。思い込みは全ての選択肢をシャットアウトしてしまいます。
「恋愛イコール結婚」ではありません。取り越し苦労に悩んでいるだけでは、結婚どころか恋愛中も幸せにはなれないと知るべきです。
相手との正しい理解やエピソードの積み重ねによって、いずれ結ばれるかどうかは決まるもの。
結果にばかりとらわれて、そこに至る道中をおろそかにしてはなりません。
「見つめるべきは、自分の不安ではなくて、彼の中にある真実です」
想像だけで決めてしまわないこと。
《①の、起きている問題の行き詰まり対処法!》
☆一番の関心どころ!「彼の浮気については」☆
◎ 月並みですが、まずは落ち着くことです。
「どこまでを浮気と呼ぶか」でも変わって来てしまいますので、発見→怒り狂って抗議!というのは、彼との話し合いの機会さえ逸してしまうので、極力やめたいですね。
「ラインや電話やネット上の付き合いだけで、会ったことはないのかどうか」
「実際に会ってしまったのか、1回きりか複数回か」
「どこまでの関係か」
「初めて知り合ったのか、元カノとの復活か」
・・・で、対処方法も変えねばなりません。
◎ 肝心なことは、こっぴどく叩きのめして彼を謝らせることではありません。 大事なのは再発防止の方。
「良いこと」と思って浮気する男性はいません。 だいたい後ろめたい思いはあります。
だからこそ、「怒る」のではなく「とっても悲しかった」という気持ちを穏やかに伝えましょう。ヒステリックになるよりも、静かな涙の方が数倍効果があります。
「間違いを猛抗議で正す強い女になってはいけません。 彼がおのずと守りたくなる・傍に居なくてはならないと感じられる存在であるべきです」 ↓
「彼女に怒られるから浮気しない」のではなく、「目移りする必要もない」という状況をつくることが、再発防止のカギ。
彼を飽きさせない、多彩な女を目指そう!
ケンカが多いことについて
◎ ヒントにありますように、すぐにケンカになる理由は「自分の主張をあくまで押し通そうとするから」に他なりません。
誰だって自分の思い通りの展開を望むもの。・・・じゃ相手はどうするの? 二人がいつも同じことを考えているとは限りませんよね?
「折れるなら彼が折れればいい!」
「男なんだから、向こうが合わせてくれるのが当たり前でしょ!?」
・・・これではトラブルは一向に収まりません。
中には「自分が満足するために、彼を調教したい」なんて勘違いな女子もいるようですが、それはもう既に恋愛じゃありませんよね???
「彼と交際するには、あくまで対等であるべき」 です。
相手の方も、ヒマだから貴女と付き合っているのではなく、幸せになりたいからです。そうですよね?
一緒にいて幸せ!なら、彼もそう思ってくれる状況をつくること。
気配りもしかり。
ちょっとした思いやりがあるのとないのとでは、全然印象が違うはず。
自分が話したら、相手の話もちゃんと聞きましょう。
興味のない話に「つまらない・・・」と感じるのは人の常ですが、貴女の話にも同じことを思っているかも知れません。
「お互い様」の心を知れば、ケンカは少なくなるはず。
連絡が減ったことに関しては
◎ これについては生活スタイルによるので、二人で良く話し合ってみましょう。
確かに連絡が減れば寂しいかも知れませんが、お互いがわかりあえて来たら自分の時間も大切にしたいと思う男子も多いものです。
少なくとも、付き合った当初の高め安定な気持ちが延々と続くことは不可能です。
そしてそれは、どのカップルにも少なからず言えることなので、おかしな勘ぐりで余計に溝を深めないこと。
「連絡が減ること」=「愛情が減ること」ではありません。
そもそもメールや電話の回数で、お二人の愛情は計れるのでしょうか? そんなんじゃあまりに哀しいですよね^^;
大事なのは「1000のラインよりも、1つの信頼」です。
会えなくてもお互いが何をしているか想像がつくくらい、相手を理解するのが理想ですね。
会話が減ったことに関しては
カップルも、交際期間が長くなるほど会話そのものの密度が下がってくることがあります。これもメールや電話の頻度と似た解釈になりますね。
機関銃のように話すより、貴女の傍では、彼も「素」でいたい、ゆったりしたい、そう思っているのかも知れませんよ。
「そんなことない、いかにも面倒くさそう!」 ・・・100歩譲ってそれでもいいじゃないですか^^
大事なことはもちろん伝えなくてはなりませんが、「彼が黙っていると不安になって、しょっちゅうちょっかい出してしまう」というアナタ、
「会話がなくても、お互いが無言のまま同じ時間を共有する幸せ」というのもこの世にはあるのですよ。
いわゆる「空気」ですよね。
美しい景色を、無言のままでも、ずっと見つめていられる関係を目指したいものです。
甘い言葉は、求め過ぎると質が落ちる
男性と言うのは、感覚で生きていることが多い生き物です。恋にも、心底酔わないとのめり込むことはできませんから、当然出会った当初は「ハイ (high)」な状態になってます。
意識して言っているかどうかに関わらず、「男性が言葉に頼る時というのは、精神面が平常の状態ではない」ってことです。早く彼女に気持ちを伝えたい、手に入れたいという一種の興奮状態ですね。
つまり、「甘い言葉をささやいている男性は、心酔している状態」。逆に「好き」「愛してる」を言わない時こそが本当の彼の姿です。 だから、男性が甘い言葉を言わなくなるのは、だんだん平常心に戻って来ていると考えていいでしょう。
でも「同時に、愛も冷めてしまうの?」と考えるのは早急です。これは男性のタイプにもよりますので。何か歌の歌詞にもありました。『愛してるって言わなくなったのは、本当に君を愛し始めたから』なんてのが。
一概には言えないんですけどね(汗)
愛情表現は一人一人違います。これは男女共そうだと思います。一般論や、人から聞いた話でひと括りにしてしまわないように。
まとめ
そうなると、じゃいったい何が重要なのかと言えば、
貴女の恋人が、「どんな時」「どんな行動を」「どんなふうにする」人なのかを、貴女自身がどこまで理解できているか?にかかってくるわけです。
他人に聞いてもわからない、彼だけの持つクセ・性質・考え方。
それを貴女が理解することから始めれば、お二人にしか通用しない自然のルールが見えて来るのです。
ただ好きで、会える時会って、好き勝手な会話をしながら寄り添っているだけではお互いのことはわかりません。
ぶつかった時の対処法は、本当にぶつかってこそ見えて来るもの。怖がっていては真実は見えません。
交際に行き詰まったら・・・
育むべきは絆です。
楽しいことも、ちょっぴり腹の立つことも、泣いたりひどく怒ったりすることも、大事なエピソードの1つだと考えましょう。
それから、意外に言えない人が多いのですが、
ケンカしたら素直に 「ごめんなさい」 ですよ。これだけでも全然違います。
交際も人間同士の付き合いのうちですから、回りくどい説明や言い争いよりも、心を込めた「ありがとう」と「ごめんなさい」で解決することもいっぱいあります。
我が儘を言うことを素直だと勘違いしている女子はいっぱいいます。
あくまで、パートナーあっての甘えであり、我が儘。
不満や文句を言う前に、彼にとっての貴女が、ちゃんと心を開いて真っ直ぐ向き合えているかを反省してみましょう。