ボート釣りに行く女子の必需品とは?
「釣り」と一言で言っても、行き先は海か川か湖か、釣り方は岸からか船からか・・・など色々ですが、ここでは「湖でボートで釣りをすることになった!」という女子が持っていくとよい持ち物をご紹介します。
釣り道具は誘ってくれた人が準備してくれるものとして、ここであげるのはあくまで「自分自身のため」の持ち物です。
その1 防寒・防水対策
ふきっさらしの船の上でじ~っとしているし、船底からは冷気があがってくるしで、「暑くて困った」より「寒くて辛かった」経験の方が圧倒的に多いので、釣りと言ったら自分は最初に防寒を考えます。
衣類は、フリースなど自分が通常着ているものを適当に重ね着できるようにしておけば大丈夫ですが、とにかくどのシーズンでも「ちょっと余分かな?」と思うモノまで持っていきます。岸辺の観光客のファッションに惑わされると失敗します!
また、当日が晴れていても、ボートは結構濡れています。前日が雨だった、朝露or霧が出た、もともと水が溜まってた等々。そのままでは座れないことも多いです。
カッパ上下
レインコートタイプのものではなく、上下セットのカッパですね。風を防ぐことが第一目的なのでウィンドブレーカーでもよいですが、下半身の冷えも防 げるし、防水対策も兼ねるのでカッパ上下が一番オススメです。船が濡れていることもあって、カッパ姿でスタートすることが結構多いです。
ハイカットの靴 or 長めの靴下
ジーンズにスニーカーだと足首がスースーして寒くなってきますので、隙間ができないように靴をハイカットにします。私は春秋はアウトドア用ブーツを 履きますが、そこまで寒くないときは、普通のスニーカーだけど長め靴下にして足首が出ないようにしています。さらにカッパの下を着れば、足元からスースー 入る風がシャットアウトされるので、まず大丈夫。
ビニール製のクッションやマット
ボート屋さんによっては貸してくれることもあります。冷たい堅い板(しかも濡れている)にずっと座ることになるので、薄くてもいいので1枚何かあるとお尻も痛くならないし、かなり違います。
ビニール袋
船の床は濡れていますし、とにかくなんだかんだと濡れたり汚れたりするので、手荷物を入れておくビニール袋があると便利です。
洗濯ばさみ
雨が降ってくるとカッパのフードを出すわけですが、ボートを走らせると風でフードがすぐ脱げてしまうので、帽子のツバにフードを洗濯ばさみで留めてしまいます。もちろん洗濯ばさみでなくても、クリップ式の留めるモノならなんでもOK。
その2 紫外線対策
ボートを止めているときなら日傘という荒業もアリですが・・・走らせているときの日傘はちょっと難しいですね。陸はそれほどでもなくても湖上は風が強いということもあるので、使えないことが多いと思っておいたほうがよいです。
帽子
日傘がアウトなら当然帽子になります。紫外線対策だけならツバがぐるっとあるハット型がいいのですが、雨になりそうならキャップ型の方がいいかも。後ろがないのでカッパのフードがかぶりやすく、前のツバは深いので雨よけ効果が高いです。
サングラス
目から入る紫外線もメラニンの元になると言われているので必需品です。頭上からの日差しと水面からの照り返しで、そもそも眩しいですし。
水中が良く見える「偏光グラス」というモノもあって、こちらの方が釣りには良さそうに思えるかも知れませんが、水深の深いところの魚を釣っているので、偏光グラスをかけたところで多分何も見えません。釣れた魚が浮かびあがってくるのが、早めにわかるだけ・・・
手袋
どれくらい真剣に釣りに参加するかにもよりますが、手の甲がすご~く焼けます。細かい作業が多いので、指先がカットしてあるタイプの方がはめっぱなしでいられるのでラクチン。
最後に
初心者さんを誘ってくれる人なら、楽しく釣れるようにある程度の釣果を期待できる場所やシーズンを選んでくれていると思いますが、何せ自然が相手なので「釣れたらラッキー」くらいの覚悟をしておいた方がよいです。とにかく暇なので、そこは心の準備をしておいてください。
自分は雑誌を読んだりおやつを食べて気分転換していますが、どの程度気ままにしてよいかは一緒に行く相手次第だと思いますので、それに見合った対策をしてください。
ヒント
必要かもと思ったモノはとにかく船に持ち込んだほうがよいです。「車に入れておいて、欲しくなったら後でとりに戻ろう」と思っても、岸に戻るのも面倒なので、結局そのまま耐える羽目になります・・・